ピーターラビット ピアノの本 2巻に
角音符が出て来ます。
子供の教材では、あまり馴染みのない音符です。
左手で音が出ない様に和音を押さえ、右手で旋律を弾くと
左手の和音が鳴りだします。
生徒さんは、目を丸くして
「すごーい!なんで?」と不思議そうに何度もその曲を弾いていました。
この仕組みの正体は、倍音です。
プチュのひとりごと
「倍音」
倍音とは、基本となる音の周波数の倍の周波数を持つ音のことです。
ピアノの中央「ド」を弾くと「ドー」と鳴りますが、これは「ド」という基音が目立っているだけで、これ以外にたくさんの倍音という音が鳴っています。
つまり楽器の単音は、基音と倍音で構成された集合体なのです。